第1回レッスン by ウィンザーラケットショップ殿の記録
日時:2014年5月25日(日) 1400-1700
場所:さいたま市営元町コート No. 3-4
出席者:サンデーテニスクラブメンバー(約)10名
コーチ:樋口さん、請さん、今西さん
内容
〇ボールコーディネーション
<<ボールを左右の手に一個ずつ持つ。常に足踏みしながら>>
一人で:
右手で空中に放してつかむ。左手で放してつかむ。両手で同時に放してつかむ。左右で代わりばんこに放してつかむ。だんだん早くする(5段階)
右手でワンバウンドさせてつかむ。左手で。両手で同時に。 両手で代わりばんこに。 だんだん早くする(5段階)
右手で投げて左手で捕るのと左手で投げて右手で捕るのを同時に。
二人で:
逆手で両手のボールを同時に相手に投げて、直接つかむ。
順手で2つをワンバウンドさせて相手に投げて、それを捕る。
一人で心の眼を使って:
1つのボールを前から頭越しに投げて、背中で(見ずに)両手でつかむ。
右手で前から投げ、背中で左手でつかむ。
2個持ち、右手で前から投げ、左手のボールを右手に持ち替えて手を空けた後、最初に投げたボールを左手で背中で捕る。
1つのボールを、前に向かって高く弾むようにワンバウンドさせ、それを追い越して背中で(見ずに)捕る(両手でよい)。
補足:これらは、サッカーで言えばボールリフティングにあたるもので、サッカーなら、誰でも試合前にこれをやるのに、テニスの場合には(少なくとも我々は)、やらないというのは、おかしい。壁さえあれば一人でもできるので、常にボールコーディネーションに努めるべき。
〇ショートラリー(これだと、片面の片側で8人、1面に32人くらいは平気で入れます。)
アレイの間(1.37m)で行う。狙うのはライン上。
打つ時に前に出て打ち終わったら下がる。腕で振らずに体全体で打つように。
最初は障害物なし、次に人をネット代わりにする(サイドラインに平行に座った人の頭を越す)。ネットなら球をあてても気にならない人でも、人の時はあててはいけないと緊張する。そのプレッシャー下でも、ラインに落とせるようにする。ラケットを持たずに素手で打つ、というのもあり。
(ラケットを使うと、どれだけ力が不要かがよくわかる)
「アレイ間」の後は、サービスコートでネットをはさんで
〇ストローク ネット近くで、1球目は、打点を作り、2球目を打つ。
球出し係、生徒ともにネット近くに(ネットをはさんで)立つ。
1球目:球出しは、ネットにぶつける。その球がネットにあたるタイミングで、生徒はネットの白帯を打つ。そのときの形が「打点を作る」。ラケット面は地面に垂直、ネットに平行。
2球目:続けて2球目をネットを越えてネットの高さくらいにはずむように出す。生徒は1球目に作った打点で打つ。コートに2列で入り、右側はフォア、左側はバック、両方に同時に球を出す。バック側は、左手でも可。両手バック=左手フォアの練習にもなる。もちろん、両手でも可。
〇ボレー
ボレーボレー:生徒が2名、ネットをはさんで立つ。最初は、ネット間近の最短距離でラケット面を上に向けて、フォア、次にバックのボレーボレー。(バドミントンで言うと、ヘアピンの練習です)徐々に距離を広げていく。その際に面を傾けていく。最後は普通のボレーボレーくらいの距離まで離れる。
球出し:球出し係、生徒ともサービスライン 付近(球出しはコート外)に立つ。ストロークと同じく、まず面を作る動作をした後、ボレーを打つ。1コート2列、1つのコートでは フォア、他方のコートではバック。ストロークと同じく、1本目は白帯をたたいて打点を作る
ボレーの最後は、さまざまな球(甘い球あり、ハイバックあり)を、面に気を付けながら打つ。
〇2対1
コート半面に、前衛2人、後衛1人が入りボレー&ストローク
後衛はロブもあり。
前衛は、決めるというよりは、面を作って深く打つ。
全体に;腕の力でなく、体幹(というか、打点(において面がどこを向いているか)が正しければ、腕の力は不要。へたに力を入れると、ラケットヘッドが最高速になる点が、遅れる(ボールがラケットを離れた後になる)。こういう打ち方をすると、すぐに害が表れるわけではないが、肩に力をいれすぎると肩関節が前に来て猫背になるという弊害がある。
あとは、以下のことを教えていただきました。
・呼吸法のこと
・テニスマガジン7月号に掲載の錦織選手の写真が、まさに、 今回のレッスンの内容を表しているということ
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